日本で日本語の環境で育ってきた子どもたちにとって、英語は新しい世界です。この新しい世界に入り込んでいくための方法を知る、そしてそれを楽しむ、このふたつができればきっと子どもたちは英語を好きになってくれるでしょう。
まずは耳から!
大人が英語を学ぶ場合、文法や単語といった「文字」ありきの学習法からスタートすることが多いですが、子どもの場合、文字ではなく音から英語に触れるのがおすすめです。文法や難しい単語はさておき、とにかく楽しいと感じる素材を使って、英語の音(歌や朗読、語りかけ)をたくさん聞きまくる。はじめの一歩はここからです。
英語の音をたくさん聞くと、英語のリズムや発音が自然と頭の中に蓄積されて、英語の音に対する抵抗感がなくなるはずです。音をたくさん吸収したら、少しずつアルファベットに触れてみたり、歌だけではなくストーリーを聞いてみたりというように、素材のレベルを上げていくとよいでしょう。アルファベットはすでに知っているという小学生のお子さんの場合でも、やはり音をメインとしたステップからスタートすることをおすすめします。
(参考書籍:「子どもと英語」)
英語のレベルを上げていくとは?
最初は音をたっぷりと聞く、それから少しずつアルファベット、単語、センテンス、ストーリーのように難易度を上げていくことができると、文法や単語を「勉強として学ぶ」のではなく、自然に理解力を深めることができます。しかし、必ずしも決まった順番できれいにステップアップしていく必要はなく、お子さんの興味や理解度によって、柔軟に素材を選ぶことが大切です。eステkidsの本にはテキストの難易度をベースに判定した「ステージ」がついていますので、「ステージ」を使ってレベルを上げていくことができます。